すきなものこと

好きを模索して謳歌する

これぞよくわかる毒親本、ゆがみちゃんを読んで思ったこと

残念無念、私の親は毒親です。

外面はいいのですが母が世間体を優先するあまり、支離滅裂なことになっていました。
私がいじめの被害に何度巻き込まれても、人を悪く見るな、言うなの一点張り。
当時妹も学校で酷い目にあい、人間不信気味だから妹の前で人を悪く言うなと言い出してました。被害を受けるたびに説明しましたが、何故か幻聴を疑われました。私も妹も目の前で起こった事実から人を疑っているというのに本当に目と耳がついているのかと疑う程聞きません。

まるで世の人々は天の使いで自分の子供は悪魔かなんかと思っているような感じでした。

父親はそんな母を崇拝しているので何かテレビで聞いたようないい事言ったら最後に母親の迷惑になるなと言って終わる家のようなものでした。


『毒になる親』は読んだんですが
回復法のページ辺りで「認知療法しないとお前は一生幸せになれない!」という母の脅しが蘇りになり、私は読み切ることが出来ませんでした(いじめの複雑性トラウマで悩んでたがこれも強烈に残ってしまった)

『母がしんどい』も読みました。
これは読みきれましたし、ゆがみちゃんの作者も気づくきっかけになった作品です。しかし作者のようにコントロールをする感覚がわからず(過去の母への憎悪がタイムスリップ現象のごとく蘇りさらに怒りが増幅する、頭に響く世間体の声を止められない)読んでもなかなか真似までは出来ません。

『ゆがみちゃん』を読んで、
私は少し見たことのある心理学の話を図解してるゆがみちゃんはわかりやすく、その専門用語も控えめなので読みやすかったです。

『ゆがみちゃん』にはそこからどうするかが書かれていることが多い中、私の気にいったところは悪循環を断ち切ろうとするよりも楽しいことをしようというところです。

悪循環を断ち切ることは自分だけがそれを誰にもぶつけることなく背負い続けることを見つめ続けることになります。
それよりも楽しいことをして好循環を作ろうという自分の結論が心地よかったです。

医療だと似たような話はしても、考え方を変えようとか、世間に溶け込もうとか、圧力で一つの方向に押しつぶされる状態でした(おまけに怒鳴られる)

『ゆがみちゃん』はみんなと仲良くすべきという固定概念がありましたが、楽しいを優先してから友達を減らしたそうです。

私も一人の友達だった人とも別れ、誰もいないことに罪悪感を持っていましたが、友達一人だった過去と比べてさえ、確実に今が幸せと言えます。

私の中では勝手に暁美ほむらのテーマソングになっている『君の銀の庭』でも同じことを言ってました(暁美ほむらはかけがえない友人のためにその結論を選んでますが)

細かい世間の目で出来たレールから出て、幸せを探しに行こうという結論は、説教臭い世の成長物語や自己啓発めいた明るい言葉よりも爽快な風が吹いていました。

親が毒親なのではと疑ってる人や、そうだとわかっているけど悩んでる人にもおすすめできます。

自分はおかしいともやもやしてる人、自己啓発を読んで自分に睨みを効かせてる人にも読んでほしいお話でした。