閉鎖

産婦人科は妊婦で憂さ晴らしが好き

小さい世界でいい

最近うとうとしてて、
何かする元気が出ません。





メルケル首相の話を聞くと、私は許せない気持ちになる。 

かつてヒトラーという歴史に深い傷を負わせた人が、ドイツの人間だった。
その歴史が蘇えることを世界の誰よりも怯えているのだと思う。

難民が大量に押し寄せて、強姦事件、テロで多くのドイツの人々が傷ついて悲しんでいる。

大切な国、身近な町、そばにいてくれる家族のことを思うと、難民受け入れに反対するのは自然なことのはずなのに、その姿にさえ独裁者の亡霊の姿を重ねてしまう。虐殺とも、差別とも、侵略とも違う。そのはずなのに。

一人の女性の絵空事で難民問題、ナチの罪の板挟みになって苦しんでいることを思うと、どうして難民受け入れなんてしてしまったんだと許せない気持ちになります。

数字から目に見えて安全だったドイツがなくなってしまったことを悲しく思います。